アウトプットの極意とは?アウトプットの達人、樺沢紫苑先生に学ぶ【書評】

2022年8月9日

樺沢紫苑「学びを結果に変えるアウトプット大全」サンクチュアリ出版

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784801400559

こんにちは。shigemooです。

皆さんは、こういったことを考えたことはありませんか?

アウトプットって何?美味しいの?

そんなあなたでも大丈夫!

この書評では、アウトプットとは何か、またその重要性について解き明かしていきます!

この本から学べること

・アウトプットの定義
・アウトプットの基本法則
・アウトプットのメリット

この本から学べること

アウトプットの定義

アウトプットとは、脳内に入ってきた情報を出力することです。

対義語としてインプットがあり、これは入力することにあたります。

インプットに関しては、下記記事をご覧下さい。

インプットの極意とは?インプットの達人樺沢紫苑先生に学ぶインプットの全て【決定版書評】

具体的には、インプットが「読む」「聞く」ことであるのに対し、アウトプットは「書く」「話す」ことです。

つまり、行動を通じて現実世界に対して働きかけていくのが、アウトプットです。

アウトプットの基本法則

2週間に3回使った情報は、長期記憶される

インプットした内容は、使わなければすぐに忘れられてしまいます。

なぜなら、脳内の記憶容量に上限があるからです。

この一時的な情報は脳の海馬に保存されており、仮保存期間中に使われなかったものは消去されます。

一方で、目安として2週間に3回以上使った情報は重要であると認識され、側頭葉の長期記憶に移動します

成長の螺旋階段

インプットとアウトプットを交互に繰り返すことで、自己成長します。

ここで、サイクルとしてとらえていますが、実は1周してきた後には一段高くなっています。

つまり、それだけ成長しているのです。

そして、インプットとアウトプットを交互に繰り返すことで、円を描きながらだんだんと上へと上がっていきます

まるで螺旋階段のようです。

このことを樺沢先生は「成長の螺旋階段の法則」と呼んでいます。

インプットとアウトプットの黄金比は3:7

インプットとアウトプットの黄金比は3:7であると言われています。

コロンビア大学の実験では、以上の事実が認められました。

一方、私たちの多くは7:3になっているようです。

アウトプットの結果を見直し、次にいかす

インプットとアウトプットの繰り返しで成長しますが、それだけでは不十分です。

実は、アウトプットとインプットの間にはフィードバックが必要です。

フィードバックで見直し、反省、改善、方向修正を行うことにより、次のインプットに修正を加える必要があるのです。

これにより、適切な方向へと成長することができます。

アウトプットのメリット

記憶に残る

インプットされただけの情報は忘れられますが、アウトプットした情報は記憶に残ります。

行動が変わる

アウトプットの後にフィードバックすることで、自分の行動が良い方向へと変わっていきます。

現実が変わる

自分の行動が変わることで、現実が良い方向へと変わっていきます。

自己成長する

インプット、アウトプット、フィードバックの繰り返しにより、確実に自己成長します。

楽しい

ポジティブなアウトプットをすると人から評価されます。

だからもっとアウトプットをしたくなります。

圧倒的な結果が出る!

様々なポジティブな結果が連鎖的に起こり、人生は楽しく豊かなものに変わります。

アウトプットをすることで、圧倒的な結果が出るのです。

アウトプットを実践してみて変わったこと

Before

私はこれまで本を読んでは放置し、の繰り返しで、内容は恥ずかしながらほとんど忘れておりました。

果たして本を読む意味があったのだろうかと思います。

After

このブログを通じたアウトプットを始めたことで、本の理解度が飛躍的に上がったことを実感しています。

特に、内容を要約する際に、思っている以上に体力を使いますが、それだけ脳にしみついているのだと思います。

皆さんも是非、思い思いの方法でアウトプットしてはいかがでしょうか。

まとめです。

  • アウトプットとは、情報を出力すること
  • アウトプットの基本法則
  • アウトプットのメリット

最後までお読みいただきありがとうございました!