人生は好転する!第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」に学ぶ【7つの習慣・書評】

2022年8月7日

スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣」キングベアー出版

こんにちは。shigemooです。

皆さんの中には、このように思う方はいませんか?

行動規範が定まらない・・・

でも大丈夫です!

この書評で扱う「7つの習慣」を読めば、どのように行動規範を設定すべきかが分かります。

この本から学べること

・「終わりを思い描くことから始める」とは?
・描くか委ねるか
・ミッション・ステートメント
・原則中心の生き方

この本から学べること

「終わりを思い描くことから始める」とは?

この習慣は生活のさまざまな場面やライフステージに当てはまる習慣ですが、もっとも基本的なレベルでいうなら、人生におけるすべての行動を測る尺度、基準として、自分の人生の最後を思い描き、それを念頭に置いて今日という一日を始めることです。

そうすれば、私たちにとって本当に大切なことに沿って、これからの生き方を計画することができます。

人生が終わるときをありありと思い描き、意識することによって、私たちの人生のビジョンを有意義な形で実現できるようになるのです。

終わりを思い描くことから始めるというのは、目的地をはっきりさせてから一歩を踏み出すことです。

目的地がわかれば、現在いる場所のこともわかるので、正しい方向へ進んでいくことができます。

具体的には、自分の葬儀で述べてもらいたい弔辞が成功の定義になります。

描くか委ねるか

「終わりを思い描くことから始める」習慣は、すべてのものは二度つくられるという原則に基づいています。

すべてのものは、まず頭の中で創造され、次に実際にかたちあるものとして創造されます。

しかし第一の創造が常に意識的に行われているとは限りません。

つまり、いつの間にか他者の定めた価値観を生きてしまっているかもしれないのです。

この脚本は他者が書いているのであって、原則から生まれたものではありません。

私たちの内面の奥深くにある弱さと依存心、愛されたい、どこかに属していたい、ひとかどの人物と見られたいという欲求に負けて、他者が押し付ける脚本を受け入れてしまうのです。

自分で気づいていようといまいと、人生のすべてのことに第一の創造は存在します。

第一の創造によって自分の人生を自分の手で描く。それができれば、第二の創造で主体的なあなたができます。

ミッション・ステートメント

終わりを思い描くことから始める習慣を身につけるには、個人のミッション・ステートメントを書くのがもっとも効果的です。

ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表明したものです。

個人のミッション・ステートメントには、どのような人間になりたいのか(人格)、何をしたいのか(貢献、功績)、そしてそれらの土台となる価値観と原則を書きます。

個人のミッション・ステートメントは、その人の憲法と言えます。個人のミッション・ステートメントも、正しい原則を土台としていれば、その人にとって揺るぎない基準となります。

内面に変わることのない中心を持っていなければ、人は変化に耐えられません。

自分は何者なのか、何を目指しているのか、何を信じているのかを明確に意識し、それが変わらざるものとして内面にあってこそ、どんな変化にも耐えられるのです。

原則中心の生き方

人生の中心に正しい原則を据えれば、人生を支える四つの要素(安定、指針、知恵、力)を伸ばしていく堅固な土台ができます。

原則は、人類共通の根本的な真理のことです。

時代を超えた不変の原則を人生の中心にすることで、効果的に生きるためのパラダイムを得ることができます。

終わりを思い描くことから始めて変わったこと

Before

これまでは、自分の行動規範が何に由来しているのかがわからず、揺らぎがちでした。

After

自分の考えた価値観通りに生きる、すなわち、第一の創造をした後で第二の創造をするという考え方に感銘を受けました。

人生の最後にどう思うか。これを念頭に置きながら生活していければと思います!

まとめです。

  • 「終わりを思い描くことから始める」とは、価値観を明らかにする行為
  • 描くか委ねるか。自分で描くべき!
  • ミッション・ステートメントを作ろう
  • 原則中心の生き方をしよう

最後までお読みいただきありがとうございました!